第二次補正予算案が成立しましたね。
衆議院は通過したものの、参議院では否決され両院協議会。
両院協議会ではくじで議長が決まるため民主党が議長を務めるも、決まらず翌日へ。
2日の議長は自民党。結局、憲法60条の衆議院の優越により成立。
第二次補正予算案の成立により、定額給付金も行われることが決まりました。
僕からすれば決まってしまったなんですけどね。
前にも記事で書きましたが僕は定額給付金に反対です。
1、本当に必要な人が貰うことができない。
住民票を元に支給をするので、住民票のないホームレスやネットカフェ難民の人たちは
貰うことができません。
また、家庭内暴力などが原因で別居している人は、本籍地と住んでいる場所が違うため通知が届かないため貰えません(相手に知られないために本籍地はそのままの場合が多い)
野党にはこの点につっこんで欲しかったんですけどね。おもしろいことになったと思うんですが(笑)
もっとも、麻生首相のことだから「住民票を作ればいいじゃないですか」とか言いそう
あるいは「実地するの市町村にお任せします」とか。
2、増税が待っている。
麻生首相は2011年度の消費税増税を明記しようとしています。
でも「増税するなら定額給付金するなよ」という人は多いと思います。
自分で借金を作っておいて、「数年後に頑張って返してください」では納得がいきません。
僕は基本的に政治家を信用していません。
しかし、定額給付金に反対し、天下りの一種である渡りに関する質問状の受け取りを拒否され
1月13日に自民党を離党した渡辺喜美氏は信用してもいいかなと思います。
視点が国民とずれていませんし。
この人も世襲議員だそうですが、良識がありそうですし別にいいかなと思います。
あと僕が信用していいかなだと思うのは、薬害エイズの被害者であり、参議院議員の川田龍平さん。
痛みを知っていますからね。国に対して思うこともあるでしょうし。