定額給付金

自民党が言う、景気対策のための「定額給付金」
 

景気対策のため減税をしようという話だったが、低所得者が恩恵を受けられないということで
給付金方式に変えた。
金額は一人当たり１２０００円、１８歳以下及び６５歳以上には８０００円を加算。
大人２人、子供２人の４人家族で６４０００円

正直、これだけでは「焼け石に水」というか、無駄としか思えない。
この給付金にかかる金額は２兆円。借金が８００兆を超える大赤字財政の中
どうやってこの費用を出すというのか。
困っている人には失礼かもしれないが、こんなことに使うぐらいなら
少ない給料で働いている介護福祉士の給料を上げたり、生活保護の水準を上げるなどするべきだ。
しかも、給付金の３年後には増税をすると言っている。
今、多少の一時金を貰っても後で増税をされるのではたまったものではない。
だったら給付金などせずに増税もしないで貰いたいものだ。

ただでさえ馬鹿げている感がいっぱいなのに、新たなニュースが出た。
給付金に所得制限を設けようとしたが、大変なので一定以上の所得の人に辞退を促す方式にすると言い、
しかも今日、「所得制限を設けるかは各自治体の判断に任せる」という発表があった。要するに丸投げ。
http://www.jiji.com/jc/p?id=20081112112558-7438915&n=1&rel=y&g=pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000105-jij-pol
・・・もはや何も言えない。
後期高齢者制度といい、宙に浮いた年金問題といい
政府が思いつきで政策を発表し、実際に作業する自治体が困るというのはもはやお決まりのパターンか。

そもそも、給付金するならするで仕事が遅い。
アメリカは海外在住の人にもすでに届いている。（とくダネ！より）
思いつきでやっている上に仕事が遅いのでは困ったものだ。

終わりです。
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